B5サイズの本の表紙にプレミアムペーパーを用いる場合、「レザック66」などの人気の用紙を選ぼうとすると、原紙サイズと繊維方向(紙の流れ目)の関係から、たいへん不経済で割高になります。B5正寸(182×257mm)よりひと回り小さいB5マイナス(175×248mm)にすることで、レザック66を含む大半のプレミアムペーパーが経済的に使えるようになります。
プレミアムペーパーはどれも高価なので、その節約効果は例えば100冊でも数千円になります。
「B5マイナス」はオンデマンド印刷で、よりコスト削減効果があります。
オフセット印刷で数百部以上作る場合は、制約があります。
※プレミアムペーパーは製紙業界では「ファンシーペーパー」と呼ばれています。インターネットでさまざまな種類が検索できます。
※カラーペーパー(色上質)と一般紙(コート紙・マット紙等)では、冊子サイズと原紙サイズによる不適合はほとんどありません。